金沢勤労者プラザ会議室で第1回目の茶レンジの会研究会がはじましりました。石川県中小企業団体中央会さんから紅茶開発の企画事業提案を頂きその支援により紅茶づくりの第一歩がはじまりました。この事業の目的は、街のお茶屋の専門店の存在感を高めていくことと、紅茶の製造で、石川県で紅茶が生産されていることを消費者に知ってもらい、お茶屋さんに興味ひいてもらうことにあります。茶レンジの会は、石川県茶商工業協同組合である織田理事長を筆頭としたその有志と打越製茶農業協同組合吉田組合長にご参加いただき、和紅茶づくりを活動とされている赤須さんを中心に皆で紅茶づくりを行い9月頃には紅茶の商品化を目指します。
今日は、九谷焼作家である金明窯の池島直人さんに加賀の紅茶のマッチし たティーカップの提案をいただきました。
加賀の紅茶のギフト用商品開発とし てすすめています。
カップの作品は洋風と和風の両方を感じさせるテイストとなっており、絵にはルビーロマンが描かれており九谷焼の中に一段と石川県らしさが感じられる 作風でした。
和紅茶である加賀の紅茶にふさわしいティーカップの仕上がりとなっており、葡萄絵柄は実が多いことから子宝に恵まれるなど、贈り物として縁起の良い絵柄のカップとなりました。
池島さんよりカップの説明を受けたあと、三井住友海上の偏りPL保険制度について、説明を受けました。
8月22日、午前9時から打越の茶畑で茶摘を体験しました。
日差しが強いなか、一面に広がる茶畑が緑々と、とても清々しい茶摘日よりでした。
今回は、三番茶の茶摘となり、その茶畑の広さを約450㎡です。
石川県茶商工業協同組合からは、わたし小林と奥村さん、天野さんが参加し打越の吉田組合長以下メンバーの方々に茶摘の指導を頂き茶摘を行いました。
MROのカメラマンも撮影に入り、とても緊張しました。新芽を摘むときは、一芯二葉、または、三葉をつむとことが基本だそうです。
今回は、機械摘みと手摘みの指導を頂きながら2時間ほどで茶摘が終わり、製茶所で茶葉を計量した結果、約95㎏収穫できました。
日本的にも有名な紅茶スペシャリストである佐賀県の国産紅茶専門店CREH A 岡本 啓さんを招き加賀の紅茶の入れ方やテイスティング、和紅茶の作法 の実演等について勉強会を行いました。 岡本さんは、国内の紅茶栽培農家へ直接赴き、自ら吟味した各地の和紅 茶、ブレンド紅茶を販売しています。 紅茶製造のアドバイスも行う一方、楽天市場リキュール部門第1位に輝いた 大人気商品「和紅茶梅酒CREHAROYAL 嬉野アールグレイ」や高級羊羹で全国的 に有名な老舗和菓子店「とらや」の限定和紅茶などのプロデュースも手懸け、国内外へ の和紅茶の普及に努めています。
その後、県内の紅茶専門家の皆さんに加賀の紅茶の試飲を行っていただきました。
皆さんから高い評価を得まして非常に好評でした。
これからの販売に向けて強い弾みがついた一日でした。 紅茶専門家である蔵理恵さん、島田枝里さん、山崎香奈江さん等からご協力賜りました。
我々茶レンジの会は、金沢にあるメープルハウスと『加賀の紅茶』に合うスイーツセ ットメニューの開発を進めてきました。
このほど同社より試作を重ねてきたスイーツの 提案を行う運びとなり、関係者の皆様による試食会を開催いたしました。
当日は、大 勢の報道・マスコミ取材により、会場は足の踏み場のない状態で熱気に溢れていま した。
会場は、金沢市東力にあるメープルハウス本店で試食会が披露され、中央会 の高邑さんの司会進行により以下の皆様のご協力とご意見を賜りました。
安田慎一さま(石川県中小企業団体中央会専務理事)
つぐまたかこさま(フードコーディネーター)
北形謙太郎さま(野菜ソムリエ)
赤須治郎さま(赤須企画事務所)
提案頂いたスイーツは以下の5種類で、メープルハウスの鍋島専務さんとチーフパ ティシエ藤田さんよりご説明を頂き『加賀の紅茶』の試飲とスイーツの試食をしまし た。
五郎島金時とりんごのタルト
加賀蓮根のサブレ
ガレットブルトンヌ
赤南瓜のムース&プリン
金時草のシフォンケーキ
その後、皆さんからご意見をいただきました。
安田さんからは、やさしい味わ いの加賀の紅茶に、やさしい味わいの加賀野菜のスイーツでした、つぐまさん からは、赤カボチャのスイーツの強烈なオレンジ色が、フュージョン21の白い 店内に映えるとの意見をいただきました。
また、北形さんからは加賀野菜の 特徴が活きてとても美味しいとの評価をいただきました。
どれも美味しく、選ぶかとても難しいくなりそうです。
最終的に、金沢21世紀美術館内のカフェレ ストラン「フュージョン21」で「加賀の紅茶スイーツセット」をメニューとして発売 することとなり、とても楽しみです。